2015年6月23日火曜日

“人間はことばの海に生まれる”

2・3歳児クラスA君。

単語はもちろん、私が話す英語のフレーズを、
どんどん吸収していきます。

"Put it in your bag, please."
「これカバンに入れてね」

授業が始まる前に出席ノートにシールを貼らせ、
そのノートをカバンに戻すよう指示する際のお約束フレーズ

先日、このフレーズを歌うように口ずさみながら
出席ノートをカバンに入れてくれちゃいました、、、!

2・3歳のこどもの成長を見てきた方なら、
同じようなご経験があるのではないでしょうか。

それが1語の単語でも2語の連語でも、3語以上のフレーズでも、
聞こえたままの音と感じたままの意味で吸収する。

そして、言うまでもなく、それが日本語だろうが英語だろうが、関係ないんですね。

「ウザワシステム」の鵜沢戸久子氏が、
著書「普通のこどもが普通にやってバイリンガルになる世界初の英語習得法」
の中でこんな詩的なフレーズを使っていました。

“人間はことばの海に生まれる”

“赤ちゃんも幼児も小学生もお父さん、お母さんも、
そしておじいさんもおばあさんも、
みんな同じ「ことばの海にいます。”

肯定文も疑問文も、現在進行形も過去形も、
すべてが混在する世界の中で、赤ちゃんもことばを習得するんですよね。
 
当たり前ですが、
単語だけの世界では、いつまで経ってもことばは身につかないのです。

先日A君のお母様から、
「教室が近づくと私のことをmummyと呼び始めるんですよ」
と教えていただきました。

そういえば最近お教室ではママではなくmummyと呼んでいるA君。

教室では英語で話しなさいなんて一言も言われてないのに、
きっちり切り替えが出来ているA君。

この能力、すごすぎる。
使わせずに殺してなるものか!

また改めて魂に火をつけられた石川でした。

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