講師の石川です。
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今年度41回目のレッスンが終わりました。
2・3歳児(満4歳児)クラスのA君は、
最近レッスンが終わると大急ぎで靴を履き始めます。
外階段から落ちては大変!
お迎えがいらっしゃる前だと私も大慌てで続きます。
目的は階段下のプランターで育てているstrawberry!
少し前から花が咲き始めて以来、
レッスンが終わると思い出すようで、
”イチゴできてるか見に行かなくちゃ!”
と走り出すのが定番となりました。
そして今日は「イチゴ」ではなく
”strawberryできてるかな”と言いながら出ていきました。
A君にとって我が家の階段下のプランターで育てているイチゴは、
(ほんの1か月ほど、数回のやりとりのうちに)
イチゴではなくstrawberryになりました。
イチゴって英語でなんて言うの?と聞かれても、
strawberryだよ、とは答えられないかもしれません。
でも、私からWhat's this?とイチゴのカードを見せられたら、
迷わずにstrawberryと答えます。
かつて、幼児期に英語を学習させると、
概念学習の妨げになる、と言われていたそうですが、
現在それは全くあり得ないということが証明され、
定説となりつつあるそうです。
2つの言語は2つの氷山のように例えられ、
概念は海底でつながっているように1つであると考えられるようになりました。
幼児は環境に応じて言語の切り替えが出来ます。
イチゴとstrawberryという言葉の概念は共通で、
イチゴ=strawberryなのではなく、
🍓赤くて小さくて甘くて緑のヘタがついていて、
つぶつぶ小さな種がたくさんくっついている果物
すなわちイチゴそのもの🍓=イチゴであり、strawberry
わんわんって何のこと?と聞かれても答えられないけど、
犬を見てわんわんだ!という時もあれば、犬だ!という時もある。
そんな状態といえば分かりやすいでしょうか。
日本で生活して、日本語の保育園・幼稚園・小学校に通っている場合、
バイリンガル教育が日本語の概念の構築を妨げることはない、
と私は断言したいと思います。
というのが幼児の言語能力のすごさです。
とはいえ、いくら一時的にたくさんの単語を覚えても、
その後の実体験がなければ使えない脳内記憶で終わってしまいます。
切手を使ったことのない子供に、stampと教えた場合、
1)実体験や絵本の読み聞かせなどで「切手」という言葉に触れること。
2)レッスンで”stamp”という言葉に何度も触れること。
この両方があって初めて
2つのことばが1つの概念を有して定着していくのでしょう。
単語をたくさん覚えさせても英語が使いこなせる人にはなれません。
英単語はあくまでも先生の言ってることを理解するためのヒント。
単語を覚えた覚えてない、と一喜一憂するのは、
英語ギライを生み出す最大の原因ですので、やめましょう。
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